TUJの教育を受けた学生は、日本の大学生とは異なる強みを備えています。その違いは、英語力はもちろんアメリカの教育で特に強化される「creative thinking」(創造的思考力)、「critical thinking」(分析的思考力)、「communication skills」(コミュニケーション力)などに表れます。こうした能力が買われて多くの卒業生が国際企業に就職し、世界で活躍しています。
ここが違うTUJのキャリアサポートシステム
卒業後に就職を目指す全ての学生に対し、テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)独自のキャリア教育プログラムを提供しています。このプログラムは、「セミナー・ワークショップ」、「個別カウンセリング」、「インターンシップ・プログラム」、「学内キャリアフェア・企業説明会」という4つの要素によって構成されています。
各種セミナー・ワークショップ
就職部では学生の就職活動の準備に役立つセミナーやワークショップを開催しています。日本で就職活動を行う場合、特定の時期に定められたステップを踏まなければならず、実際に企業とコンタクトを取る前に正しい情報を得ることが必須です。就職活動をスムーズに行い成功に導くためにも、セミナーやワークショップへの参加は極めて重要です。
個別カウンセリング
就職部が提供する様々なサービスの中でも、中心となるのが個別カウンセリングです。「良い就職」「良い就職活動」はそれぞれの学生によって異なります。個別カウンセリングでは、セミナーやワークショップで得た知識をもとに、学生一人ひとりに最も適したオンリーワンの就活プランを作ります。
学内キャリアフェア・企業説明会
毎年、学内でキャリアフェア(合同企業セミナー)が催されます。様々な業界からTUJの学生を採用したいと希望する企業がTUJを訪れ、ブースを設けます。また、年間を通じて個別の企業説明会も開催しています。学生は、参加企業に直接業務内容や雇用条件について尋ねることができる他、興味のある企業に履歴書を提出し、その場で面接を受けることも可能です。
卒業生の進路状況
調査対象: 2024年春・夏・秋学期卒業生
調査時期:2025年8月現在
全体概要
総卒業生数:351(100%)
進路把握者数合計:295 (84.0%)
不明者数:56 (16.0%)
就職状況(進路把握者295名中)
A. 就職決定者数: 204名 (69.2%)[a+b]
a. 就職決定者数: 195名
b. 就職活動中: 9名
B. 進学決定者: 56名(19.0%)
C. アルバイト・非常勤の仕事決定者数: 17名(5.8%)
D. その他:18名(6.1%)
就職率
95.6%
(就職決定者数 (a) ÷ 就職希望者数 (A) × 100)
(2025年8月抽出データ)
就職部ディレクター:エリカ・アダムズ(Erica Adams)

TUJでこれからの時代に必要な人材に
グローバル化時代に求められる英語力に加え、分析的思考力、プレゼンテーションや情報分析などの実践的なビジネススキルを兼ね備えたTUJの学生は優秀なグローバル人材として希望する就職先へ進み、世界で活躍しています。典型的な日本の就職活動から海外スタイルのジョブハンティングまで内容は多岐にわたりますが、就職部では低学年次からセミナーや個別のカウンセリングを通して一人ひとりの学生のニーズに合わせ、経験豊かなスタッフが全力でサポートします。アメリカ本校に留学中でも就職支援を受けることができるので安心です。
インターンシップ(企業研修)制度

インターンシップ制度は、学生がインターン(研修生)として社会で実践的な経験を得られる素晴らしい機会です。この制度では、在学中に通常の授業と並行し、民間企業やNPO、政府機関などにおいて、1~2学期間(最短140時間)の研修を行います。将来の就職活動に役立つ職務経験となる他、TUJのインターンシップの多くは単位制で卒業単位に含められます。同制度は、学生にとって興味や将来のキャリアパスを探索する機会になる一方、企業にとっても、将来有望な人材となり得る学生を発掘する重要な手段となります。実際、この制度を通じ、研修先企業にそのまま就職したケースもあります。
TUJでは、アメリカ本校と同様に早くからこの制度を導入していますが、近年、日本でもこのインターンシップ制度を取り入れる大学が増えており、その関心の高さがうかがえます。日本語と英語を使いこなし、国際感覚・視野を兼ね備えた人材を求める企業が増加する中、TUJの学生にとって、実力を発揮できるチャンスといえるでしょう。

『第6回学生が選ぶキャリアデザインプログラムアワード』で 「テンプル大学ジャパンキャンパス・インターンシッププログラム」 が優秀賞受賞
数ヶ月にわたるインターンシッププログラムを通して仕事への理解を深め、実践的な経験が積める点や、学生が主体的に学びと成長の機会を求めて参加する応募プロセスが好評を得ました。(主催:『 学生が選ぶキャリアデザインプログラムアワード』実行委員会、後援: 経済産業省、厚生労働省、内閣府、文部科学省、日本経済新聞社、マイナビ)